色とりどりの贈り物
木枯らしも吹く季節となり、いよいよ季節は冬へと向かう。
本格的な冬の訪れを迎える前に、紅葉巡りをしてみようではないか。
今回、我々が数ある紅葉の名所から選んだ行先は、新潟県にある弥彦神社だ。
弥彦山の山麓に鎮座し、弥彦山を神体山として祀る神社である。
ちなみに、正式な呼び名は「いやひこ」だが、地名などが全て「やひこ」と読む関係で、「やひこじんじゃ」とも呼ばれている。
それでは早速中に入ってみよう。
境内に入ると、空気が一変する。
参道を歩くと、立派な本殿が我々を向かえてくれた。
この本殿こそ「越後の一宮」と言われるゆえんである。
本殿の背景には紅葉した山々が連なり、本殿と相まって、実に美しい光景であった。
美しい風景の中、気持ちを込めて参拝することにしよう。
ちょうどこの時期は「弥彦菊まつり」が開催されており、我々以外にも多くの観光客で賑わっていた。
参拝が終わったら、神社の近くにある弥彦公園を散策だ。
公園へ続く遊歩道を歩けば、見事に一面色付いた鮮やかな紅葉が、我々を出迎えてくれた。
今回は、残念ながら天候に恵まれなかったが、晴れていれば、より鮮やかな光景になるはずだ。
この季節だからこそ味わえる色彩豊かな紅葉の風景。
これから肌寒い日が続いていくが、落葉する前に一度は観ておきたいものである。
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