ひとあし早い春の訪れ

お正月ムードも落ち着き、寒さがより一層と厳しくなる2月を迎える。

そんな凍てつく寒さの中、「花見」なんていかがだろうか?

こんな寒い中、桜が咲く場所なんてあるのだろうか?

そんな疑問を持つかもしれないが、実は存在するのである。

それがここ「熱海」である。

そしてこの桜は「あたみ桜」と呼ばれる品種であり、毎年1月上旬~2月中旬にかけて咲くインド原産の寒桜の一種で、明治4年頃、イタリア人によって熱海に持ち込まれたという。

先人たちの努力により繁殖が行われ、現在では、立派な桜並木が完成した。

寒桜としては河津桜が有名かもしれないが、ここ熱海には河津桜よりも前に開花する桜が存在するのだ。

この光景は、とても2月とは思えない。

この時期でも、桜が開花できる理由、それは熱海温泉という地熱の恵みのお陰だからだ。

豊富な温泉によってもたらされる温熱効果でこの寒い中でも開花することができるのだ。

まさに、自然とヒトが生み出した究極のコラボレーションである。

風が冷たい中、春を先取りするという旅も悪くはないはずだ。

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もちろん、体が冷えた後は、ゆっくり温泉につかるのもお忘れなく。

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