お江戸優り
お江戸優り・・・・・。
あなたはこの言葉をご存じだろだろうか?
その当時、本家、江戸にも勝るとも劣らないほどに発展し賑わっていた街が存在するのだ。
それが、今回ご紹介するスポット、佐原である。
佐原は千葉県の香取市にあるが、付近に利根川や小野川があり、その水郷を生かした立地から、江戸へ運ぶ物資の物流拠点として大きく栄えた。
それが、お江戸優りと言われるゆえんである。
佐原には現代においても小野川を中心に当時から続く商家が多数軒を連ねるエリアが存在する。
関東で初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定されたこのエリア。
街を歩くだけで、さながら江戸時代にタイムスリップしたような感覚を味わえるのが大きな魅力だ。
筆者が訪れた時は、ひな祭り期間の真っただ中で、街中あちこちに雛飾りが飾られており、街の雰囲気も一層華やかであった。
ワーズワースは大きな蔵付きの古民家をリノベーションして生まれたイタリアンレストランだ。
店の軒先にもお雛様が飾られており、我々をあたたく出迎えてくれた。
それでは早速、中にお邪魔してみよう。
店内はモダンジャパニーズのインテリアデザインでオシャレな空間が広がる。
江戸情緒の街並みと相まって雰囲気は抜群だ。
壁に目をやれば、黒板に書かれたこの圧倒的なメニューの数々。
どれを選ぼうか迷ってしまうくらいの多さであるが、この悩む時間がさぞ愉しいものだ。
今回は、ティータイムの時間だったので、3種類のケーキセットをオーダーしてみた。
味ももちろん美味であるが、何よりいいのがこのオシャレな雰囲気だ。
これならデートでも、女子会であっても充分満足できる雰囲気であろう。
また、テラス席も用意されているので、これから暖かくなるシーズンはテラス席もおすすめである。
ディナータイムになれば、ワインを片手にパスタやピザを始めとする様々なイタリアン料理が目も舌も愉しませてくれるに違いない。
ディナータイムでお腹も満足したらライトアップされた雰囲気の良い小江戸の街を散歩するのはいかがだろうか?
さぞ、ロマンチックな時間が流れているに違いない。
いかがだろうか?
関東近郊では意外と、こういった街並みが残るエリアは少ないものだ。
いつもの旅行に飽きたら、たまには趣向を変えて、小江戸情緒の街並みを散策してみてはいかがだろうか。。。
0コメント