復活を夢見て
8月の某日、インターネットニュースを見ていたら衝撃のニュースが目に飛び込んできてしまった。
清里高原の名物レストランである『ROCK』が火災により全焼したというものだ。
筆者の個人的な事情で恐縮であるが、このROCKは個人的に思いれの深いレストランである。
初めて清里高原という場所を知って訪れた日から約10年・・・。
幾度となく足を運び、清里で過ごす時間の傍には必ずROCKの名物カレーがあった。
あのカレーが食べれなくなるのか・・・・・。
大変残念な想いになり、一時代の終焉かと思われたが、オーナーはあきらめていなかったようだ。
火災の時に奇跡的に冷蔵庫の中で難を逃れた『最後のカレー』を『不滅のカレー』として、ROCKを必ず復活させると明言。
先日、復活に向けて仮設店舗ではあるが営業を再開したとの知らせが入ったので、いてもたってもいられず、早速訪れてみることにした。
現地に到着して改めてその『事実』を思い知らされる・・・・。
しかしながら、オーナーやスタッフの方の気持ちは負けていなかった。
仮設のキッチンでメニューも限定ではあるが、普段と変わらず営業中。
早速、名物カレーと腸詰屋オススメのソーセージの盛り合わせをオーダーした。
相変わらず、この黄金コンビは絶品だ。今まで通り抜群の安定感を発揮してくれた。
仮設店舗であっても、その味は全く変わらない。初めてこのカレーを食べてから早10年。
この歳月を改めて噛み締めながら味わった。
再建に向けての道のりは決して平坦なものではないかもしれない。
しかし、仮設店舗であっても早期営業を望む声が多いと言う事は、ROCKが人々から愛され清里高原という場所で魅力と文化を作ってきたことの表れではないだろうか?
無論、筆者もその魅力に魅せられた者の一人だ。
仮設店舗であったとしても営業する限りは今後も変わることなく足を運ぶだろう。
やはり清里高原と言えば、この名物コンビは欠かせないのだ。
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