静寂の中に包まれて・・・・
外吹く風もめっきり涼しくなり、外出するには最高の季節となった。
秋風に誘われてやって来たのは静岡県御殿場市。
御殿場と言えば、プレミアムアウトレットや富士山の玄関口としてのイメージではあるが、御殿場の魅力はそれだけではなかった。
今回は御殿場の隠れ家的スポット、とらや工房をご紹介しよう。
あの和菓子の老舗である、とらやの和菓子工房である。
入り口の山門からして老舗の風格が満載だ。とても、ここが御殿場とは思えない。
さながらそこは京都や鎌倉のようだ。
それでは早速、中へ足を踏み入れてみよう。
一歩足を踏み入れると、そこはまるで別世界。
静寂に包まれた空間に身を置けば、感覚が研ぎ澄まされていくようだ。
荘厳な竹林の中を歩いていくと、奥にはひっそりとモダンなデザインの建物が見えてきた。
この建物こそが今回の目的地、とらや工房だ。
建物の中は実際にお菓子を作る工房と喫茶スペースに分かれており、工房で作られたお菓子をそのまま頂けるようになっている。
それでは、早速、お茶菓子を頂いてみよう。
喫茶セットを選べばお菓子は何品でも選ぶことができ、自由に組み合わせることが可能だ。
その時の気分や直感に合わせて、オリジナルのお茶菓子セットをオーダーしよう。
選べる商品は定番商品だけではなく、季節限定商品もあるそうなので、何度来ても楽しめること請け合いだ。
どれにするか悩んでいる時間も、また愉しい。
数ある商品の中から、我々がチョイスしたのは、お茶菓子には最高のお供となるであろう、どらやき。
まずは王道商品から試してみよう。今回は、黒餡・白餡のダブルコンビで用意してみた。
また、静岡と言えば、お茶の産地であることも忘れてはならない。
お茶菓子と共に供される煎茶も絶品で、お代わり自由なのが嬉しい限り。
お茶だけ頂いても充分に愉しめる。
煎茶とどら焼き・・・・。
一見、そんなに高級感のある組み合わせではないかもしれないが、そこから得られる満足感はまさに極上だ。
目の前に広がる緑豊な日本庭園を眺めながら頂くお茶菓子はまさに絶品で、非日常感を味わうには最高のシチュエーションである。
老舗の風格を感じながら、上質な時間を味わってみてはいかがだろうか?
予算:1000円以下
ちなみに、運が良ければ、手土産がプレゼントされることもある。
その手土産とは『雄大な富士山の眺め』だ。
ただし、この手土産をゲットできるのは晴れの日限定。
訪れる際は天気予報のチェックも忘れずに。
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