魅惑の世界
ついにクリスマス本番直前。
今年は、曜日の並びも良く、充実したクリスマスを過ごすにはうってつけだ。
前回に引き続き、今回もクリスマス直前スペシャルと題し、特別バージョンでお届けしよう。
今回、我々にプレミアムな時間をプレゼントしてくれる相棒はマセラティのギブリだ。
マセラティと言えばイタリアの華と呼ぶにふさわしいブランド。
ドイツ車に比べればまだまだ圧倒的に数も少なくマニアックなブランドだが、最近の新車攻勢により、街中でも見る機会も増えてきた。
マセラティのロゴマークである、このトライデントを見れば、分かる方も多いのではないだろうか?
イタリアと言えば官能の国だ。
パッションやセンスと言った『感性』の部分においては、ズバ抜けた実力を発揮するお国柄で作られたクルマはどのような世界を見せてくれるのだろうか?
はやる気持ちを抑え、まずは日没までの時間はティータイムとしよう。
今回ご紹介するのは、最近メディアにも多数登場しているスペシャリティーコーヒー専門店、猿田彦珈琲 アトリエ仙川店だ。
某大手飲料メーカーの缶コーヒーを監修したことで一気に知名度が上がった猿田彦珈琲。
メディアにも多数取り上げられ、知っている方も多いだろう。
今回はオーナーの地元、焙煎工房も併設されたアトリエ仙川店を訪れてみた。
店内は明るくオシャレだ。クリスマスムード満点な雰囲気に心も躍る。
続いてこの階段を上がってみよう。2階はどのようになっているのだろうか?
階段を上がると、客席と焙煎工房が姿を現す。
最新鋭のローストマシンと専任のスタッフにより丁寧に焙煎され、ここで豆の個性が形作られてゆくのだ。
さて、店内を見たところで、早速オーダーだ。
今回はこの時期ならではのクリスマスブレンドをオーダーした。
オーダーを受けた珈琲は一杯、一杯、丁寧に抽出されていく。
オーダーすると店員さんからトランプが渡される。
このトランプがコーヒーの引換券だ。なかなか粋な遊び心である。
そうこうしてると、クリスマスブレンドが運ばれてきた。
猿田彦珈琲といえば基本的には浅煎りの珈琲がメインで酸味が強いのが特徴だが、今回のクリスマスブレンドは深入りで苦みが強くキレが良いのが特徴だ。
甘いケーキやお菓子等にも相性がいい組み合わせだと思う。
日没までの間、束の間のティータイムを愉しもうではないか。
日が傾いてきたら、都心に向けて出発だ。
東京エリアでは至る所でクリスマスイルミネーションが開催されているが、今回はその華やかな雰囲気に相応しい丸の内エリアでイルミネーションを観賞しよう。
さて、いよいよ登場のマセラティギブリ。
イルミネーションに彩られた美しいボディラインを見てみよう。
ドイツ車にはない、極めて魅力的なボディラインに心奪われる。
官能的で優美な曲線は、もはや芸術品と呼べるほどに美しい。
シャンパンゴールドのイルミネーションはその美しさを引き出すための引き立て役に過ぎない。
続いてインテリアも見てみよう。
インテリアもまさに『ゴージャス』の一言に尽きる。
イルミネーションの華やかさに全く引けを取らないクオリティだ。
高級素材が惜しみなく使われている上に、その魅力を存分に引き出すイタリアならではのデザインセンスも相まって、華やかなインテリアが構築されている。
エクステリアやインテリアのデザインだけでなく、エンジン音や加速のフィーリングと言った『感性』の部分の造りこみと、そのズバ抜けたデザインセンスこそ、イタリア車の真骨頂だ。
その美しさに惑わされた者は理性を失い、官能の世界へ堕ちていく。
それはまさに禁断の果実。
時には理性を開放し本能のままに感じてみるのも良いではないか。
夢のようなひと時はあっという間だ。充実すればするほど時間は早く過ぎ去っていく。
煌めく都心の風景を眺めながらクルマを走らせると、そろそろ我が家が見えてきた・・・。
クリスマスの夜はこれからが本番だ。
皆様もどうぞ素敵なクリスマスを。
Merry Christmas!!
0コメント